2008年11月11日
内陸線に乗る! -03
阿仁合を出てしばらく走ると新線区間に出ます。
3セク転換後に開業した区間ですね。
このエリアに来ると軌道が一気に良くなって揺れなくなります。
そして、相応に眠くなるんですねぇ(笑)
近代的な軌道に切り替わった区間。
それなりに豪雪地帯な関係で鉄橋は雪が積もらない構造になっている。
トラス鉄橋の桁間はスカスカもスカスカ。
これでは除雪の費用も浮くと言うものですね(笑)

国鉄から引き継いだ区間はそれこそ見事なまでの丙線規格でして(汗)
山の尾根は回りこみ、川は一番狭いところを選んで小さな橋を架けて(笑)
それがどうだ。
新線区間といえばとにかく直線。
とにかくメンテフリー。
設備投資としては恐ろしい程の勢いなんだろう。
なんとなく無駄なまでに豪華な拵えになっている。
たいしたもんだ。
ふとそんな言葉が漏れますね。

途中の小さな駅でおばあさんが列車を降りた。
運転士さんと手短な言葉を交わしただけで。
顔見知りかもしれないし、もしかしたら職員の家族かもしれない。
色んな事を思うのだが、一番言えるのは、毎日使う生活ユーザーなんだろうなぁと言う事。
この人たちに聞けば、間違いなく内陸線は必要な足なんだろう。

マタギの里と言う駅では観光客が列車を待っていた。
色んな乗客が居る。こんなローカル線にも。
失礼とは思いつつも新鮮な驚きを覚えた。
まだまだ捨てたもんじゃないじゃないか。
でも、普段着のユーザーの数は決して多くない。
ローカル線はそれ自体が観光資源にならなければならない。
そんな現実を垣間見た気がする。
本当に厳しい現実だろう。

ウツラウツラと船を漕いでいるうちに列車は角館へ到着。
長いようで短い、あっという間の乗車時間だった。
この路線はもっと撮りたい。じっくりと撮りたい。
そんな事を思わしてくれる路線ですね。
内陸線日記はこれにて一旦閉幕です。
投稿者 風来坊 : 22:00 | コメント (0) | トラックバック
2008年11月10日
内陸線に乗る! -02
阿仁前田を出て列車は淡々と走っていきます。
見事な逆行に前面ガラスの汚れが目立ちますが、それでも前面展望は良好ですね。
エンジンの単調な音に眠気を催しますが、車窓を目に焼き付けたくて立ちんぼう。
良い大人が何やってんだか・・・・
ふと、我に帰って苦笑い。
これもこの道楽の基本だよなぁと思いつつ、それでもやっぱり苦笑い。
そんなこんなしてる内に列車は阿仁合へ到着。

構内は車両基地もある関係で広々としています。
ここの車両は本当にカラフルなので見ていて飽きないのですが、初期の矢羽カラーも捨てがたいんですよね。
どっかに居ないかなぁと探したんですが、見当たりませんでした。
阿仁合に到着した列車は車庫に取り込まれると言うので強制イジェクト。
3セクらしい雰囲気に包まれてますが、そもそもは国鉄の終着駅そのもの。
愛らしい姿の駅舎には腕木式の信号機が残ります。
ローカル線を受け継いだ3セクはどこでもそうでしょうけど、ここも最初はやはりタブレットと腕木式だったんでしょうね。
そんな時代に来てみたかったな。
先日、偶然ですがネットの動画サイトで因美線のタブレット授受シーンを見てしまったら、ふとそんな気になりました。
鷹ノ巣方の引き上げ線にはウグイス色の気動車。
これは運用前でしょうか、それもそ今日の仕事は終わりでしょうか。
まだまだ運用が読めないもので、そんな事を考えるのも楽しいものです。
そしてホームに立つ停車位置目標。
4両編成なんて走る事あるんですかね?
普段は全部単行にも見えるので、2両編成とか撮ってみたいなぁと思いますが(笑)
紫の車両が車庫に取り込まれ、変わりに黄色が出てきました。
これに乗って角館を目指します。
先ほどの紫に比べ、ややサスの硬い感がある黄色君。
エンジンはこっちのほうが調子よさそうな雰囲気でした。
かつての銀河線もそうでしたが、ここもやはり車両がかなりやれて着てますね。
寒いところを走る車は仕方がないのかなぁ・・・・
投稿者 風来坊 : 21:00 | コメント (0) | トラックバック
2008年11月09日
内陸線に乗る!
五能線に乗車した翌日は秋田内陸線へと向かいます。
朝から見事な快晴で、正直乗りより撮りだったんですがね。
実は日頃の不摂生が祟ったのか、朝はぜんぜん起きる事が出来ず動けませんでした。
なんだかなぁ(笑)
鷹巣駅で出発を待つ列車。
本当は2本くらい早い列車に乗るはずだったのですが・・・・・
駄目駄目です(汗)
出発まで時間が有ったのであちこちスナップ。
こんな条件のときの魚眼レンズは本当に楽しいですね。
出来るものならズームすれば・・・・と思うんですが、純正は単焦点なんですよ。
ここはやはり一度手放した主眼ズームの再入手を・・・・・・(汗)
でも、この手のレンズ自体に芸があるタイプは使いこなしが難しいんですよねぇ。
ややもすればレンズの能力で勝手に画が出来てしまいますから、それに頼った画作りをしてしまいそうで(汗)
で、まぁ、そんなこんなしてるうちに列車は出発。
ボチボチと駒を進めていけば温泉併設駅へと到着です。

近代的な駅舎だなぁと思ったら温泉付きなんですよね。
ここのお湯も良いお湯です。あったまります。
そういえば手荷物で風呂道具をそのまま持って乗車してる人が居たなぁ・・・・
列車に揺られて温泉道楽。
良いじゃないですか(笑)
構内踏み切りにあった看板を読んでしばらくニヤニヤしっぱなしでした。
これってどうなん? そんな感じですね。
意味は分かるんですが、もう少し何とかした書き方あるだろう?
そんな風にブツブツ言いながら停車時間でブラブラしていると交換列車がやってきました。
列車が無いようで実はかなり走っている内陸線。
なんとも喧しい存続論議が進行中ですけど、何とか頑張って欲しい気もしますし、これ以上傷を広げないうちに現実的な選択をして欲しい気もするし・・・・
難しいテーマですな。
投稿者 風来坊 : 23:30 | コメント (0) | トラックバック
2008年08月09日
よし!決まった!
どのタイミングで訪問しようか逡巡していた秋田内陸線。
候補になっていた日程が色々とあるんですけど、夜行バスの空きの関係で日程を固めました。
レンタカーが高いですけど、撮影の足には変えられません。
どうしたものかと思っていたんですが・・・・
まずは現地に行ってみろ。
この趣味はこれが基本ですよねぇ(笑)

今年はどんな画が撮れるのか・・・・・
投稿者 風来坊 : 23:00 | コメント (0) | トラックバック
2008年07月24日
利用客の実態
ふと乗りたくなって乗ってみた内陸線。
温泉までのショートトリップでしたが、その間の利用客は・・・・・
寂しいものでしたね。
この路線を取り囲む厳しい環境が以下程か。
それを垣間見た気がします。
なんて路線なんだ。
偽りの無い心情を言うならそうなりますね。
鉄の喜ぶ鄙びたシーナリーって、要するに利用客の多さと反比例ですから。
やっぱ行っておくべきだよなぁ・・・・
平成19年8月31日撮影
投稿者 風来坊 : 23:55 | コメント (0) | トラックバック
2008年07月23日
阿仁合の車庫
内陸線の重要拠点、阿仁合駅。
ここの車庫を見たいなぁと思っていたら案外簡単に行けました。
3セクと言った所で中身は単なる地方私鉄ですからね。
色々と面白いシーンが見られました(笑)
台車を離してダルマになってる車両って車庫の名物なんですが、ここには改造途中で放棄されたような腰の高い車両とかあって楽しいです。
やっぱ車庫めぐりは楽しいですよ( ̄▽ ̄)ナハハ
平成19年8月29日撮影。
投稿者 風来坊 : 21:00 | コメント (0) | トラックバック
2008年07月22日
縦貫へ
夏の予定をあれこれ算段していたら一枚の写真が目に留まった。
とある旅行雑誌の1ページ。
路線は内陸線。
キャッチコピーは『今、乗らねば…』と言う意味と思われる。
心の中のどこかにフラグが立った。
キュピーン!(笑)
現在の秋田県知事は横手出身だそうで、県北地域の事はどうでも良いんだとか・・・・
そんな無責任な論調を小耳に挟んだ事がある。
曰く、やっと誘致した大館能代空港の扱いに苦慮し、廃港も視野に・・・・とか。
或いは、内陸線を整理し、浮いた予算で秋田-山形県境を新幹線化・・・・とか。
それでその先どうするんだ?と言う気もしないでもないが、もはやそんな悠長な長期的視点ですら余裕が無いとも言えるかもしれない。
内陸縦貫へ。
この夏も行っておくべきかもしれない・・・・(汗)
平成19年7月22日
投稿者 風来坊 : 22:00 | コメント (5) | トラックバック
2008年05月29日
とまれ
いったんとまれ です、はい。
色々有って、ちょっと対人関係に疲れが出ています。
気分転換と冷却期間が必要だな。
※分かる人にしか分からない話です(汗)
投稿者 風来坊 : 23:54 | コメント (0) | トラックバック
2007年10月07日
シルエット
![]()
雨上がりの空気を押し分けながら走る内陸線。
すっかり硬くなった車窓の開閉ノブを強引に押し込みこじ開けた窓。
夕暮れの斜光線が色付いた田んぼへ車両の影を落とす。
良い光景だと気がつきシャッターを切ろうとしたら、ファインダーに虹が写りこんでいた。
こんな事もあるんだな・・・・
ツアー最後の最後で偶然に見られた幸せな光景に感謝する。
北東北も捨てがたい魅力を今なお放ち続けている。
紅葉の北東北へ行きたいなぁ・・・・
投稿者 風来坊 : 23:59 | コメント (4) | トラックバック
2007年10月06日
残照のプラットホーム
内陸線から奥羽線に乗り換えるべく跨線橋を渡ったらこの光景がありました。
息を呑む瞬間って年に何度かありますけど、おそらく今年ベストの光景はこれになると思います。
上手く表現できませんが、雨上がりの空に広がるオレンジ色の世界。
その真っ只中で地球の丸みを体感する残照を浴びて光を撒き散らすプラットホーム。
旅人である事を感謝した瞬間でもありますね。
車の旅にはこれが少ないんですよね。
やはり鉄道のたびは素晴らしい。
つくづく、そう実感します。
投稿者 風来坊 : 23:59 | コメント (2) | トラックバック
2007年09月25日
雨降り
ツアー最終日は日頃の行いか雨になった。
何もする気にならずダラダラと車を走らせるのだが・・・・
ふと思い立って内陸線へ乗車してみる。
・・・・おいおい、ほんとかよ
そんな現実を幾つも目の当たりにした。
この鉄道も限界が近づいている。
それを痛感する。
何より、鉄道員に全く覇気が無かった。
残念だけど、こうなってしまうと組織は悪い方にしか転がらない・・・・
鷹ノ巣から阿仁前田へのショートトリップ。
目的は駅にある温泉だ。
風呂上りの火照った体を冷やしながら、ホームでジュースを飲む。
自動放送のチャイムがなり、列車がやってきた。
何気なく撮る一枚。
でも、ちょっとお気に入りになった(笑)
投稿者 風来坊 : 00:01 | コメント (3) | トラックバック
2007年09月24日
夕暮れへ
ススキの原っぱを駆け抜けてゆく一陣の風。
新線区間として建設されたこのあたりは路線規格が一気によくなる。
やや遅れていたもりよし崩れの普通列車が、有り得ない速度で駆け抜けていった。
夕暮れへ。
空の色がだんだんと青味を失う頃合。
さぁ、ここからだ。
一気に楽しくなる時間帯へ。
投稿者 風来坊 : 23:32 | コメント (0) | トラックバック
2007年09月22日
空
空の色に惹かれて一枚。
撮ってから気が付く電線の存在。
まぁ・・・・ いいか。
そんな空の色。
投稿者 風来坊 : 23:40 | コメント (2) | トラックバック
2007年09月21日
豊饒へ
これからが良い季節だ!
それしか言葉が無かった田んぼアングル。
もっと低いアングルが良かったんですけど、レンズの能力的には、多分これがいっぱいでしょう。
三脚を据えてVRをオフにすればいいんですけどね、ついつい面倒なんでそのまま撮ってしまいます。
めんどくさがりには手に余るレンズなのかもしれませんね(笑)
投稿者 風来坊 : 23:11 | コメント (0) | トラックバック
2007年09月15日
熊さん
縦貫線・・・・
ずっとそう読んでいたのですが、地元では内陸線と呼ばれているようですね。
踏み切りの注意喚起看板には秋田内陸線と表示されていました。
そして、良く見ると・・・・
クマー!(AA略)ですよ、えぇ。
熊ですか。
そうですか。
マタギの里だもんなぁ
そんな風に何となく理解してましたが、いざ山の深さを見ていると、マタギが闊歩したこの山並みは確かに熊が出てもおかしくないと言う雰囲気です。
豊かな里山ってやつですね。
眺めていると会津の山並みにも一脈通じるものを感じます。
沿線で繰り返した聞き込みにより、この路線の紅葉シーズンは只見線とあまり変わらないことが判明しました。
さて、どっちへ行こうか・・・・
いまから実に悩ましいです。
いっそ掛け持ちか?!とも思うのですが、予算も時間も許してくれそうにありません。
あぁ、じつに悩ましい。
投稿者 風来坊 : 23:28 | コメント (0) | トラックバック
2007年09月12日
厳しい現実

日中、3セクを専門に撮ってる人物からメールを貰った。
彼はサイトもBlogも持っていない今時珍しい人物で、メールですら携帯から僅か20文字足らずのものだった。
しかし……
河北新報が報じるニュースは眠い目をこすりながら暇な午後を潰していた私の目を覚ますに十分なインパクトだった。
秋田内陸線「現状維持は困難」 知事方針 赤字経営が続く秋田内陸縦貫鉄道(北秋田市、通称・秋田内陸線)について、寺田典城秋田県知事は10日の県議会9月定例会本会議で、「鉄道を現状のまま続けることは難しい」と語り、運行区間の縮小などを検討する方針を明らかにした。 寺田知事は「これまでの取り組みにもかかわらず、経営状況に大きな改善は見られない。県にこれまで以上の財政支援を行う余裕はなく、運営助成基金にも限りがある」と指摘し、現状維持は困難との見通しを示した。 その上で、「必ずしも存続か廃止かの二者択一ではなく、何らかの方向転換の可能性も含め検討している」と述べ、運行区間の縮小やダイヤの大幅な見直しなど、鉄道の一部存続に向けた検討を進め、1年以内に方針を決める考えを強調した。 内陸線は、鷹巣(北秋田市)―角館(仙北市)間の94.2キロを結ぶ。県建設交通政策課によると、鷹巣―阿仁合(北秋田市)間は、住民が生活路線として使うことが多く、阿仁合―松葉(仙北市)間は観光客の利用が多いという。 県は、こうした利用実態やバスなど代替交通の確保の見通し、地元自治体や住民の経済的負担の意向、観光誘客の可能性などを見極め、運行中止やダイヤを見直す区間を検討する。ただし、「検討の結果、廃止することもある」(建設交通政策課)と話している。
既視感……
これは一度経験があるぞ……
いや、これは一度じゃない。
もう消え物は撮らないと心に固く誓ったじゃないか……
銀河線の最終日を思い出して、少しだけ落ち込んでいた。
また、狂ったように通うのだろうか。
我ながら、馬鹿だなぁと嫌になる……
投稿者 風来坊 : 22:50 | コメント (3) | トラックバック
2007年09月11日
紅く光る
太陽が高度を下げ始めると、撮影の醍醐味は一気に増し始めるのではないだろうか。
列車の側面を光らせるだとか、或いはシルエットにして写真を寄り一層印象的に仕上げるのも良いものだ。
自分の胸に焼きついた印象を重ね合わせて、自分なりの表現を探す。
撮影の醍醐味とは、つまり、そこにあるのだからこそ楽しいのだと思う。
そして、この日。
国道から見えた鉄橋へ吸い寄せられるように走って行って、そしてそこでダイヤを確認して列車を待つ。
太陽はドンドン高度を落として行き、鉄橋の上に並ぶ枕木のその側面が光り始めた時間帯。
雲さえ来なければ、確かな結果を確信する。
遠くに踏み切りの音が聞こえ、特徴的なエンジンの音が響く。
もう一度露出を確認し、そして、振り返って太陽を確認。
雲が居ない!
思っていた露出より2/3段程度絞りを開けて、側面の輝きをより強調する。
CCDから光があふれ出すギリギリの露出。
軽快な音を残して走り去るDCを他所に、カメラ背面の小さな液晶でヒストグラムを見る。
よし・・・・
いい一枚が撮れたような気がした。
投稿者 風来坊 : 23:15 | コメント (2) | トラックバック
2007年09月10日
日暮れの頃へ
並行する国道を走っているときにチラリと見かけた橋梁が気になって脇道へ突入。
こんな時はカーナビって本当に便利ですね。
全く知らない道でも躊躇せず突入できます。
線路に並行する細い生活道路をタラタラ走っていたら、良い雰囲気の大きなS字カーブと出くわしました。
適当に車を止めて列車を待つ作戦にします。
ダイヤを見たら30分ほどで来るようですし、まぁ、休憩も兼ねて(笑)
そしたら、撮ろうと思ったあたりのライティングがドンドン良くなっていきました。
そうなればアングルを変えて、レンズも短くして、空の表情を混ぜ込んで・・・・
あれこれ考えて出来た写真がこれ。
我ながら迷作だと思ってるんですが、どうですかね(笑)
投稿者 風来坊 : 23:11 | コメント (0) | トラックバック
2007年09月07日
縦貫の夏
鷹巣側からのアプローチで最初に目をつけたストレート。
ここは・・・・ うん。
空を大きく入れよう。
空に表情があるときが良いな。
青空なだけじゃ何か弱い気がする。
順光で撮らないと空の色が青くならないし・・・・
ブツブツ言いながらファインダーを覗いていたら、上杉で撮った列車が折り返してきた。
空の表情を確かめるようにシャッターを切った縦貫の夏。
翌々日、ここでまたすばらしい光景を見る事になるのだが・・・・・
投稿者 風来坊 : 19:23 | コメント (2) | トラックバック
2007年09月03日
夏を探す
縦貫線を撮るようになって2回目の夏。
と言うより、撮影2回目といったほうが良いのでしょうけどね(笑)
鷹ノ巣口から撮影を始めたのですが、かつて国鉄阿仁合線だった時代は軌道規格が最低ランクの丙線だったそうで、言われてみると随所にその面影を見る事が出来ます。
撮影したのは上杉駅ですが、緩い縦曲線のサミットに駅があり、その前後は見事な緩勾配でした。
森の中を抜けて行く軌道が一直線のまま上り下りを見せていたり、地形に逆らわずS字カーブを見せていたりで、本当に楽しい路線です。
じっくりと撮るには先行きが不透明なんですけどね。
散々通った銀河線がまぁアレだったわけで、結末が分からないうちから撮り始められると言うのは良い事かもしれません。
地元新聞では先行きの悲観的な見方が強まっていますし、実際に乗車してみるとあまりにコンディションが悪く、しかもメンテもあまりされているとは言いがたい状況でした。
あと何年撮れるか分かりませんが、それでも、じっくり撮りたいと思います。
投稿者 風来坊 : 13:19 | コメント (0) | トラックバック
2007年08月24日
仕切りなおし
上野駅1番ホームで呆然とした夜から早くも2日。
なんだかんだで休みを強引に振り替え最出撃の日程を固めました。
28日夜のあけぼので出る事になりそうです。
そして、終って帰って来て、そのまま只見のオフへGO!です。
我ながら・・・・遊びすぎですね(笑)
投稿者 風来坊 : 23:25 | コメント (0) | トラックバック
2007年08月15日
酷く暑い日 … 終戦記念日に寄せて
まだ祖父が存命だった頃……
終戦記念日になると仏壇へ手を合わせ、何か難しくてめんどくさいお経を上げていた。
祖父は旧「帝国」海軍の職業軍人だったが、一方で寺の坊主でもあった。
『おじいちゃんは生き残っちゃったから……』
その後の言葉を聞いた覚えが無い。
そして、聞きたいと思った事も無い。
でも、自らが語る事は無かったし、語ろうともしなかった。
きっと、腹の底に収めて墓の中まで持っていった話が沢山あるんだろう。
世界に冠たる7大戦艦の1隻に勤務し、善行章を何本も付けた祖父はきっとそれが誇らしかった筈だ。
でも、その生活は開戦より約2年の昭和18年6月8日、唐突な幕切れをもって終わりを告げた。
それからの足取りを祖父は詳しくは話してくれなかった。
船乗りである祖父が陸上勤務になったのは納得いかなかった部分も大きいのだろう。
そして、終戦は千島列島のある島で向かえたそうだ。
その日。
遠くカムチャッカ半島から連なる火山帯に乗った島で終戦を迎えた祖父は、どういう訳か内地へ帰る最初の船に乗ったそうだ。
その翌日、あのクサレキチガイの露助どもが軍事侵攻を始め、祖父の居た島は激烈な抵抗戦闘の末、島の住人と守備隊全員がシベリア送りにされると言う悲劇を生んだ。
祖父の昔話には九死に一生を得た話が多数登場する。
戦時中は祖父の抜けた勤務地が4度も酷い目にあった事になっている。
だから、祖父は多くを語らなかったのかもしれない。
一度だけ聞いた言葉。
『一緒に死んでやれなかった……』
実際は大正元年生まれだが、本人はあくまで明治45年生まれだと言い張った祖父の、その決して僅かではない後ろめたい引け目感。
何度も死線をくぐった戦友が、自らの抜けた後で酷い思いをしているのだとすれば、義理固く責任感に溢れる明治の男にあこがれた祖父にとって、それは自らの死の時まで心の片隅に有ったのではないだろうかと今更ながらに思う。
『終戦記念日は一年で一番暑くなる日だ。でも、今日だけは我慢しろ。今日は特別な日なんだ』
祖父はそんな事をよく言っていた気がする。
戦後の発展を眺めながら、その中で無責任な戦争当事者誹謗論にも無言で堪えてきた祖父の、そのボソリとこぼす一言に、祖父はどれ程の意味を持たせていたのだろうか。
昨年8月。炎暑の縦貫線を撮っていた時、ふと目に付いた温度計は36℃をさしていた。
『軍艦の主缶室は40℃を越える事も良くあった、でもな、釜焚きは文句を言わないんだよ、釜焚きは釜を焚くのが仕事だったからな。文句を言うのは仕事じゃないのさ』
敢て地下百尺の捨石と成らん……
そう言っていた明治の男は、言い訳する事を極端に嫌っていた。
酷く暑かった終戦記念日。
今日この日も日本のどこかで、敢て何も言わずただ敗戦の責に耐える旧軍の職業軍人が居るんだろう。
高く蒼くある空に白い雲が浮かび、強い日差しが降り注ぐ日。
この空をもう一度見たいと願いつつ、遠く異郷の地に果てた多くの霊が盆供養の祖国へ帰りつけるよう願っています。
![]()
投稿者 風来坊 : 23:20 | コメント (2) | トラックバック
2007年08月14日
みちのくへ
team只見で一番影が薄いと評判(?)のMINE氏が北東北をたらい回しになっているらしい。
それ自体は自業自得……じゃ無くて、自己計画通りなのでともかく、話を聞いていると自分も行きたくなるのはおかしな事じゃないですよね(笑)
行きたい所は山ほどあるのですが、休みはどんなに長くても3日。
まだ夏の只見線へも行ってないし、悩ましいところです(汗)
投稿者 風来坊 : 23:10 | コメント (4) | トラックバック
2006年09月24日
不透明な日

ツアー最終日
なんとなく気だるくてやる気が出なくて
そんな日は温泉にでも浸かると良いんですけどねぇ~
そう思って帰り道は足を伸ばして玉川温泉に行きました
強酸性の強烈なお湯でした
いやいや、お肌すべすべになりますね(笑)
で、縦貫線
晴れてはいるものの不透明な大気でした
そんな日は本気で心の底から撮る気が出てきません
シャッターを切るどころかカメラを持つのも億劫になります
何て言うのか、とにかくダラダラしたくなる日ですね
線路際に立つのが苦痛になります
せっかく行ったんだから…と撮る人は多いと思いますが
私にはそれが出来ないんですよねぇ…
貧乏でフィルムを気前よく使えなかった時代の名残かもしれません
また現像代が…
そんな事を考えなくてもよくなったんですがね
それでもやはり…
だからやる気無くこんな画を一枚
あ~ぁ…
心の底から…めんどくせぇ!とか叫んでた気がする…
投稿者 風来坊 : 00:30 | コメント (0) | トラックバック
2006年09月23日
知らない路線

事実上初撮影だった秋田内陸線
そんな路線の沿線をレンタカーで走りました
ぶっちゃけ
撮影地なんて知りませんし(笑)
最近はカーナビで何となくアタリをつけて突入って事が多いです
ここもそんな撮影場所のひとつ
カーナビの画面が立体交差だったので行くだけ行ってみたら…
でたとこ勝負の画面作りでしたが、どうでしょうか?

振り返ってもう一枚狙います
自分的にはこっち側の画の方が好きなんですけどね
もうちょっと画面に花があるとうれしかったなぁ…
夏は撮影の小物が少ないので色々と面倒ですね
投稿者 風来坊 : 08:55 | コメント (3) | トラックバック
2006年09月22日
アンシンメトリーの憂鬱

夏の在庫一層セールを続けます、はい
秋田内陸縦貫の途中駅ですが…なんて名前だっけ(汗)
最初はもうちょっと広いレンズで左右シンメトリーのアングルでした
ただ、ちょうど列車に隠れてる場所がちょっとうるさかったので
急遽アングルを変えてみました
車両を画面から半分切りするのは嫌がられる傾向ですが
私はこんなアングルが好きです
やっぱ鉄じゃないのかなぁ…
投稿者 風来坊 : 22:22 | コメント (0) | トラックバック
2006年09月02日
川釣

沿線を走っていて気が付いたんですが
おおむね北側のエリアの方が撮り易いです
逆に南側は景色が単調で撮影に工夫が要りますね
いやはや、奥が深いです
で、その中間付近で構えたんですがねぇ
釣り人の人を意識したんですが…
対象が小さすぎました(笑)
今度は川に突入して後姿を撮らせて貰います…
だめだめっすよぉ~
投稿者 風来坊 : 23:51 | コメント (2) | トラックバック
2006年09月01日
実るほど…

実るほど
頭を垂れる
稲穂かな
いやいや名言ですな…
名言・格言と言えば有名な話ですけど「つもり違い・思い違い」って有りますよね
高いつもりで低いのは教養 低いつもりで高いのは気位
深いつもりで浅いのは知識 浅いつもりで深いのは欲
厚いつもりで薄いのは人情 薄いつもりで厚いのは面の皮
強いつもりで弱いのは根性 弱いつもりで強いのは我
多いつもりで少ないのは分別 少ないつもりで多いのは無駄
これです
最近ちょっと色々有りまして自戒を込めて書いておきます
今年も残すところ4ヶ月ですし、そろそろまぁ…
なんだその…
( ̄▽ ̄)ナハハ
投稿者 風来坊 : 23:58 | コメント (5) | トラックバック
実るほど…

実るほど
頭を垂れる
稲穂かな
いやいや名言ですな…
名言・格言と言えば有名な話ですけど「つもり違い・思い違い」って有りますよね
高いつもりで低いのは教養 低いつもりで高いのは気位
深いつもりで浅いのは知識 浅いつもりで深いのは欲
厚いつもりで薄いのは人情 薄いつもりで厚いのは面の皮
強いつもりで弱いのは根性 弱いつもりで強いのは我
多いつもりで少ないのは分別 少ないつもりで多いのは無駄
これです
最近ちょっと色々有りまして自戒を込めて書いておきます
今年も残すところ4ヶ月ですし、そろそろまぁ…
なんだその…
( ̄▽ ̄)ナハハ
投稿者 風来坊 : 23:58 | コメント (5) | トラックバック
2006年08月27日
縦貫の夏

やっとこのカテゴリで最初のエントリが起こせました。
前々から興味心身だった秋田内陸縦貫です。
初めてこの駅を見た時はなんとも思わなかったんですけどね
改めてあちこち行くようになって初めて気が付きました
ここ米内沢の駅舎が超貴重なオリジナルであると言う事に…です。
そして、今日は構内・駅舎内を撮らせてもらいました。
これは…貴重ですよね。
見られなくなって随分経つこの乗車券入れ
ここでは現役でした…
いつでも撮れると思っていたシーンが撮れなくなって久しいです
でも、ここにはそれがあります…
いやいや…
良い路線です(^o^)