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2008年03月18日
輪廻
今年も桜が咲いた・・・・
その一言を嬉しそうに呟く老人と出会った。
桜咲く滝谷の構内。
年輪を重ねた駅舎も、古い駅名票も全部無くなった。
小さなホームは1面だけになった。
小さな集落は年寄りだらけになった。
でも、今年も桜が咲いた。
雪に埋まる谷間の小さな集落の、その叫ぶような春の息吹。
桜の季節は輪廻を感じるのでしょうね。
今年も桜が咲きますように。
雪が融けて、春になりますように。
投稿者 風来坊 : 2008年03月18日 23:50
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コメント
集団移転により無人となった集落を訪ねた事があります。
会津の山並みの奥深くにあるその集落の跡は酷い状況でした。
雪深い里で何百年も雪に耐えてきた大きな家が崩れて土に還ろうとしていました。
でも、その集落の辻には今も道祖神が立っているはずです。
小さなお堂には名も知らぬ祭神が祭られているはずです。
かつて畑だったと思われる所には、野生化したほうれん草と思しき植物が奔放に伸びていました。
そして、神社だったと想われる境内の中には立派な桜の樹が・・・・
多分アレを見てしまったからなんだと思います。
人間が居なくたって何も問題ないじゃないか・・・・と。
ヒトの手が入らなくなって荒れ果てた家や屋敷は数あれども、大地に根を下ろした植物は季節の移ろいに身を委ねながら、今も枝を伸ばし葉を茂らせている筈。
諸行無常の世の中ですが、ちっぽけな人間の尺度など、せいぜい100年が良いところなんですよね。
もっと大きなスパンで見れば、人間の存在などとるに足らぬものなんでしょうなぁ(笑)
私が生き世のうちにはこの集落からヒトが消える事は、まぁかなり可能性が少ないと思います。只見線は消えるかもしれませんがね。
でも、もし。
もしもの話しとして、集団で離村してしまった廃墟の集落となってしまったら・・・・
じっくりと撮ってみたいなぁとか思いますね。
殆ど病気です(笑)
そうして列車がこなくなり、集落に人がいなくなってもさくらだけは美しく咲いている。
なんて光景が日本のあちこちで見られるんでしょうね。
無情ですな。
投稿者 ぱれお : 2008年03月19日 08:01