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2006年06月09日

海を巡るたび ~ 波と岩の芸術

H18-06-09-01.jpg

 今日の日中に公開するはずだった五能線です、訳有って6時間ほど遅れました(汗)
 大間々の鉄橋と言うだけで五能線ファンには話が通るカーブした定番の鉄橋
 どういう訳か個人的にこのアングルが大好きです
 ここから見える隆起した岩の荒々しさが日本海のイメージに良く合うんですよねぇ、私的には^^;

 一期一会と言う言葉があります
 古くは茶道における心構えの一つとして説かれたそうです
 一期とは長い長い時間を指すのだそうですが、先日面白いお話をさる上人様から伺いました

 一般に一期とは人の一生を指すとされているけど、正しくは聖地霊鷲山(りょうじゅせん)の…
 まぁ、ようするにガンダーラな訳ですが、そこにある途轍もなく大きな岩には1000年に一度、天女が天から降りてこられるのだそうです
 その時、天女がまとった衣の裾が岩に擦れて、やがて岩が磨り減って無くなってしまうまでの事を一期と言うのだそうです、古い仏教の経典にはそれが記載されているのだそうですけど、無学無才の凡夫たる私には読めぬレベルの物でしょうから、あぁそうですか…レベルでしか有りませんがね(笑)

 で、何でその一期一会が出てくるかと言うと、そのありがたい(?)お話を伺った時、最初にイメージしたのは海岸の岩を削る波だったんですよ、ザブンザブンと打ち寄せる波が時間を掛けて少しずつ少しずつ削っていく岩の壁こそ、まさに一期なんじゃないかなぁ…と
 だから、一期一会の言葉に当てはめれば、大きな風景の一部として連なる岩肌が少しずつ削れて形を変えていくそのなかで、僅かな年月でしかない人の生涯では全貌を捉えるまでも無く僅かな、それこそ削れて行く過程のほんの一瞬を見るに過ぎないのだろうなぁ…と、そう思うわけです

 故に、少しずつ形を変えていく世界の中に合って、自分が出かけていく先で見る光景はすべてが一期一会であり、その出会いをもっと大切にしないと、良い画を撮るどころの話じゃないよなぁと、そんな風に思った訳です

 って言うか、ありがたいお説教を伺いながらこういう事を思うのって、やっぱ罰当たりなんだろうなぁ(汗)
 

投稿者 風来坊 : 2006年06月09日 22:09

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