2005年12月11日
鉄道の終焉 ~ 高千穂鉄道・再建を断念か…
鉄道関連のニュースをRSSで一括して読めるようになったのはとても有り難いことなんですが、それでも、洩れることがあって見落としたりRSS配信されてなかったりするんですけどね
共同の発でYahooニュースに出ていたのですが高千穂鉄道、廃線へ 部分運行も断念と言う見出しを見つけました
ソースが朝日と並び称される共同ですので飛ばし記事だと信じたいのですが、よりにもよって地元メディアである毎日の宮崎から高千穂鉄道:経営安定化基金「来年度にも底突く」--県議会で知事が答弁 /宮崎との報です…
日本各地で第3セクター鉄道が断末魔の絶叫を上げています
銀河線はローカル鉄道終焉の発端に過ぎない、そう、たんなる「終わりの始まり」でしかないと思ってきました、そしてそれは現実の物になろうとしています
いや、もっと正確に言うならモータリゼーションの発展に伴って日本各地の鉄道が続々と鬼籍に入った昭和40年代から続く日本の鉄道終焉の時代、その目撃者に我々の世代はなろうとしているのかも知れません、国鉄の特定路線廃止政策に抵抗するように誕生した第3セクターとて、問題の先送りを計っただけの物だったのでしょう
以前、ある同じ趣味の人物とこの話題で話をしたことが有るんですけど、その時この人物からフッと口を突いて出てきた言葉
「その内アメリカや中国へ鉄道を撮りに行く時代が来るね」
と言うのを怖いくらいリアルに実感しています
次の鉄道の100年を考えるとき、生き残っているのは新幹線だけかも知れません
他の規格から一切の干渉を受けず、独立したシステムとして動ける新幹線は鉄道でありながら飛行機などに近いのでしょう、高度なシステムとして機能を発揮する在来線のシステムはそう遠くない将来運ぶべき乗客の大半である通勤客を失う時代が来そうですし
あと2年で団塊の世代が大量離職しそうです、そして櫛の歯が抜けていくように通勤客は減って行くでしょう、その次の世代は完全に車世代です
どこへ行くにも車で育った世代です、自分のプライベート空間が他人と完全に隔離されていないと安心できない世代です、通勤電車のシートで安心して口を開けてグゥグゥ眠れるなんてあり得ない世代ですから
都心部ではそもそも人口がまだまだ有るために乗車乗客数/地域住民数の比率が多少少ない数字であっても、それなりに数はあるでしょうから、まだまだ鉄道のシステムをペイできる収入になると思います
しかし、地方の鉄道はもっと悲惨だと思います、過疎が進む地域ではそもそもの乗客数の分母となる地域住民数が少ないのですから…、その数は言わずもがなですよ
鉄道趣味人の狭量な視野や心情的な部分で鉄道廃止を叫んだ所で、本来運ぶべき乗客が居なくなった鉄道に意味はないはず、鉄道とは人や物を運ぶ手段であって鉄道が目的になるのは本末転倒も甚だしいです
地域の住民をどう確保していくのか、鉄道を維持したければ沿線に人口を増やすしかない
その為に何をすればいいのか?本質的に鉄道離れを止める方法とは一体なんでしょうか?
まず補助金ありきの考え方から鉄道企業が抜け出せない限り、先細り体質は解消しないと思います…
しかし、高千穂鉄道なぁ…
投稿者 風来坊 : 2005年12月11日 15:18
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